全体朝礼より

平成31年1月の講話

更新日:2019/01/09 13:34 カテゴリー:朝礼

院長のテーマは「新年を迎えて」です。

亥年の年頭に当たって

 皆さん、明けましておめでとうございます。今年は亥年ですね、当院には5人亥年の方がいらっしゃいます。ただ例年は11~12人年男・年女に当たる方がいるので、当院にとって亥年の方は貴重な存在という事になります。
 ところでイノシシというと猪突猛進という言葉が思い浮かびます。亥年は御存知のように12支の最後にあたり、植物に例えると葉や花が散って種に生命を引き継いだ状態をいうそうです。この年は人材育成や設備投資、財務基盤を固め内部の充実を心がけるとよい年と言われています。
 院長からお話がありましたように、今年は電子カルテの導入という大きな設備投資が行われますが、それにふさわしい年となってほしいものです。
 スムーズに導入し運用していくには全員の理解と協力が必要です。逆に、だからこそ一体感を強めていけるチャンスともいえます。
 周りと協調した猪突猛進で頑張っていきましょう。よろしくお願いします。

 

平成30年12月の講話

更新日:2018/12/07 9:01 カテゴリー:朝礼

院長のテーマは「気を引き締めて」です。

普段していないこと

週末に、田んぼの荒起こしをしました。家を出て農道をトラクターでのんびり走っていたら、クラクションを鳴らされました。振り返ったら病院の送迎車でした。遅くてイライラして鳴らしたのか、私だとわかって鳴らしたのかどっちだったのでしょう。
 それはそれとして、朝トラクターを起動させようとしましたら、バッテリーが弱っていてエンジンがかかりませんでした。充電しようと車でいうボンネットの部分を開けてみるとあるはずの冷却水が空っぽでした。ただ冷却水を入れるだけのことですが、万が一間違った処置をして故障の原因になったらと思い、電話で確認してから冷却水を入れて無事に耕うんし終わりました。一年に2~3度しか使用しませんし、何年も点検していなかったため対処方法に自信が持てなかったわけです。またしばらくして同様のトラブルになった時に困らないように記録に残しました。
 当院でも先日、院内感染の研修がありました。昨年も同様の内容で実施したのでわかっているけれど、確認くらいの気持ちで参加された方もいたのではないかと思います。しかし日ごろ実施していないことは細かな手順は忘れてしまいがちです。
 ロールプレイングに当たった方は覚えられたと思いますが、やってない方は何となくではなくて本番でスムーズに実施できるようシュミレーションをして、身につけておいてください。よろしくお願いします。

平成30年11月の講話

更新日:2018/11/12 10:28 カテゴリー:朝礼

院長のテーマは「感染予防の徹底」です。

求ム、共感力

おはようございます。先日、給与明細に神野紗希さんのコラム「理由をください」を同封しましたが、昨日の新聞にも神野さんの「求ム、共感力」というコラムが掲載されていましたのでご紹介したいと思います。 
神野さんが、友人のKさんに育児の愚痴をこぼした時のことだそうです。
「いやあ、ずっと子供を抱いてると、肩凝っちゃって」 「じゃあ筋肉つけよう!」
「朝もね、早く起こされて寝不足なんだ」 「昼寝するといいよ」
「息子の夕飯やお風呂や寝かしつけしてたら、自分のご飯作ってる時間がないんだよね」
「冷凍うどん常備だね」
見事に鮮やかな解決策である。しかしあの時の私は、できればひとこと「大変なんだ」「頑張ってるね」と共感を示して欲しかったのだ。時には解決策より、共感に救われることもある。とこんな内容です。
認知症の患者さんには、受容と共感が大切だとよく言われます。私も、解決策はほぼわかっているけれど話を聞いて共感してほしいという思いからグチをこぼすこともあります。多くは神野さんの言うように共感が欲しい時で、同じ側から見てほしかったり、仕方ないよねと言ってほしい時です。ただ本当に解決策を求めているときもあります。特に管理職の皆さんは、共感ばかりで解決策を示せないと、部下の皆さんから頼りにされなくなりますのでご注意ください。
相手の立場を思いやり共感しあえる病院でありたいと思います。よろしくお願いします。

平成30年10月の講話

更新日:2018/10/12 17:23 カテゴリー:朝礼

院長のテーマは「感染症対策は万全に」です。

口コミ

 先日、知り合いが和食居酒屋に行ったときの出来事だそうです。 旬のサンマが一尾丸ごとおいしそうに焼きあがって出てきたそうですが、はらわたの苦みが苦手なのでその部分は残して帰ったそうです。すると予約したメールアドレスに「はらわたが苦手でしたら取り除いて焼くことも出来ますので、次回ご来店の時にはお申し付けください。」とメールがあったそうです。
こういった心遣いは、素敵ですね。また行こうと思うと思いませんか。 現実に感動した知人は私たちにこの話をしましたし、それを聞いた私は今度行ってみようと思いました。さらに今ここでこうして皆さんにお話ししています。そして皆さんのうちの誰かが、また他の人にこの話を伝えたとすればこれはすごい宣伝効果になります。〇〇ルーペのように大々的にCMをしなくても、口コミで十分な宣伝効果があがると思います。
逆に悪い噂は、趣旨と違って悪い部分が強調されて伝わってしまうこともあるでしょうし、一度拡散してしまうと間違った情報でも誤解を解くにしても大変な労力を必要とすると思います。
私たちも患者さんやご家族、また取引先の皆さん、一人一人とのかかわりを大切にしていきたいと思います。

平成30年9月の講話

更新日:2018/09/06 10:25 カテゴリー:朝礼

院長のテーマは「健全な職場環境の推進」でした。

そこに居たいんだもの

 おはようございます。先日久しぶりに本の整理をしました。恥ずかしながら埃がいっぱいたまっていましたが、たまたま手に取った小桧山博氏のエッセイのこんな文章が目にとまりました。

 安曇野の山の中の温泉へ妻と行って過ごした時のこと。露天風呂に入り、5・6人のお年寄りがいるだけの静かな休憩室でくつろいでいるとすぐ後ろのテーブルに向かい合って座り、持参の弁当を食べている二人の年老いた女性の話が耳に入ってきた。
 しわがれ声の女性が「あんたときどき来ているけど湯治かね」と聞いている。すると向かい側に座っている小柄な女性が「恥ずかしいことですが、田んぼの畔から転んで腰の骨と肋骨をおってね。週に二回来てますよ」と答える。二人の女性はここで会うだけの間柄のようだった。
 しわがれ声の女性が「あなた、おいくつですか」と聞き、小柄の女性が「92にもなっちゃって」と言いくっくっと笑う。しわがれ声の方が「わしは87だけど、あなた若く見えますねぇ。だけど92にもなって、なんで田んぼになんか行くのかね」と聞く。
すると小柄の女性が「あなたもお医者と同じことを言うんですね。田んぼから救急車で担ぎ込まれた病院のお医者も、92にもなる老人が、どうして田んぼになんか行っているのかって、責めるみたいに言うのさ。だけどそんなに言われても、どうこたえていいかわからないのさ」と言った。
彼女は「それでしかたがないからお医者には、そこに居たいんだもの、って言ったのさ。そしたらお医者、黙ってしまったけど」と言った。
 そこに居たいからという言葉に、僕は息がとまった。

 私もはっとしました。母が認知症を発症したばかりのころ、暑さも寒さも関係なく毎日草むしりと家の前の道路の掃き掃除をしていました。他に思いつくことがなかったのか、習慣だったからなのかわかりませんが、母にとってはそこでそうしていることが心地良かったのかもしれません。
 当時はそんな考えはなく、「暑いのにやめなさいよ」「また疲れが出るから…」とか私の理屈で声をかけていました。今思えばもう少し言い方があったのかなと反省しています。患者さんにもそれぞれ心地の良い場所・心地の良い時間があると思います。それを理解しようと思う気持ちをもって接していただけたらと思います。