全体朝礼より

令和元年5月の講話

更新日:2019/05/13 8:55 カテゴリー: 朝礼

院長のタイトルは「令和元年」でした。

俊野常務の講話「 令和も笑顔で」

皆さん、おはようございます。

 長かったゴールデンウィークが終わりましたが、院長もおっしゃったように透析室や病棟では通常通りの勤務ご苦労様でした。なかには旅行やレジャーでリフレッシュされた方もいるようですが私が日焼けしているのは、田んぼでトラクターに長時間乗っていたからでゴルフではありません。

 父が亡くなってトラクターを新しい機能付きのものに変えたので、もう4年使っていますが毎年やっつけ仕事でやるもので、よその田んぼに比べてきれいに耕せていませんでした。今年は時間をかけてどうしたらきれいに仕上がるか色々試しながらやってみました。

爪の回転速度を変えたり、ロータリーの押さえる角度を変えたり、使ったことの無いレバーをいじってみたりと試行錯誤していました。終盤に差し掛かって爪についた土を落としていた時に、いつもきれいに耕している近所の方が、「今年はゆっくりやっているからきれいに仕上がっているね。」と声をかけてくれました。「色々試してみたんですがよくわからないままで…」と話すといろいろと教えてくださいました。まったく意味のないところもいじっていたようでした。掃除の仕方も教えてくださったのでもっと早く訊いていれば良かったと思いました。

 ここで問題点が2つあります。一つはよくわからないまま試行錯誤をしていたので、今回教えていただけなかったら、まだ正解に近づけないままに作業をしていただろうという事です。

 現在、当院でも電子カルテ導入により作業の正確さと効率アップを目指していますが、わからないままの積み重ねではミスに気づいたときに大幅なやり直しなんてことになってしまいます。今のうちに基本をしっかりと理解しましょう。

 もう一つは、トラクターを購入した時に細かなことまでは説明を聞かなかったことです。説明書にもどうすればきれいに仕上がるかなんて記載はありませんので調べようがありませんでした。当院でも健康診断等で何らかの異常や疑いが出た方に、健診結果の報告で終わらせるだけでなく、どうするべきか選択肢を提示して差し上げるようにしていますが、よくわからない方にでもわかりやすくお知らせするということが大切だと思います。

 新しい令和の時代も笑顔のあふれる病院でありたいと思いますのでよろしくお願いします。