全体朝礼より

令和5年2月の講和

更新日:2023/02/06 17:12 カテゴリー: 朝礼

院長のタイトルは「医療従事者としてのwithコロナ」でした。

俊野常務の講話「三者三様」から

 皆さんおはようございます。

 皆さんの中にも観に行かれた人もいると思いますが、先日話題の映画「スラムダンク」を家内と小学校4年生の孫と一緒に観に行きました。

 映画の感想は3人とも面白かったねと一致していましたが、帰りの車の中で話をしていると面白かった部分は三人とも微妙に異なっていました。

 私は、元々大ファンで漫画を何度も読み返していますし、アニメも見ているので、試合の展開やチームメイトとの関係性も詳細に知っています。もちろん湘北高校と山王工業戦の結果も詳細にわたるまで知っているので、原作にはなく映画で初めて描かれた選手のエピソードの部分に感心したり、原作とつなげて納得したりしながら観ていました。

 孫は、漫画は10巻程度半分読んだということでしたので、登場人物の特徴はわかっている状態ですが、メインに描かれている山王工業戦については全く知らない状態でした。
ただ昨年からミニバスを始めていたので、バスケットの技術やファイト溢れるプレイの描写に感動したようでした。家内は「スラムダンク」の内容も全く知らない状態で観戦したのですが、山王工業戦の試合展開そのものに夢中になり、オレンジバイキングの試合よりハラハラして夢中になったと喜んでいました。

 同じ映画や同じ本を見ても人によって感じ方や感動する部分が異なっているということが再認識されました。院内の研修などにおいても聴く人のレベルやその時のコンディションによって感じ方も異なるでしょうし、評価も分かれることがあるでしょう。

 しかし異なった見方があると知るだけでも価値はあると思います。そのためにも研修後の振り返りやフォローアップ研修は大切だと思います。ぜひ実施し学びの幅を広げていただきたいと思います。

 私たちは患者さんの笑顔のために、日々努力を重ねているわけですが、患者さん一人ひとりそれぞれ心の琴線も違っていると思います。そのためにも感性を高めて頑張っていきましょう。