令和5年1月の講和
更新日:2023/01/10 9:46 カテゴリー: 朝礼
院長のタイトルは「V字回復を目指して」でした。
俊野常務の講話「うさぎの上り坂」から
皆さん明けましておめでとうございます。
今年は兎年ですね。うさぎの入った格言やことわざは何が思い浮かびますか?
私は、最初に思い浮かんだのは「二兎を追うもの一兎も得ず」でした。あまり縁起のいい格言ではないですね。
他には「脱兎の勢い」とか「うさぎの上り坂」や「株を守りてうさぎを待つ」というのがありました。
「脱兎の勢い」は逃げるウサギのように素早いこと。
「うさぎの上り坂」は、とんとん拍子と同じ意味。うさぎは後ろ足が長いため上り坂を走るのが得意ですが、逆に下り坂は苦手で警戒しながら降りていくのだそうです。
「株を守りてうさぎを待つ」は、古い習慣や偶然成功した経験にこだわり、いつまでも進歩が無かったり融通が利かないことのたとえとされています。
先ほど院長のお話にあったように、現在当院は過去にない患者数で推移し苦戦しています。コロナ感染拡大やそれによる様々な要素が生んだ結果でやむを得ない部分も多々あります。また物価高や燃料費の高騰で皆さんの生活にも影響が出ているのではないかと思いますが、病院も同じです。でもこんな時こそ昇給や賞与もしっかり出せる病院でありたいと思います。しかしそれも原資があってのこととなります。無駄を省いてなるべく出費を抑える努力をしていきたいと思いますが、院長がおっしゃったように、売り上げを伸ばすためには患者さんの増加が不可欠です。「うさぎの上り坂」となって回復していけるよう笑顔でがんばっていきましょう。一年間よろしくお願いいたします。