平成28年3月の講話
更新日:2016/03/05 9:00 カテゴリー: 朝礼
院長のテーマは「冬季感染症の対応について」でした。
常務の講話「マナーアップ自己評価表より」
皆さんおはようございます。
3月に入りましたが今朝は寒かったですね。今日は毎月皆さんに記入していただいている目指そうマナーアップ自己評価表の中からほっこり温かなお話をいくつかご紹介したいと思います。
『顔を見ると元気がもらえると言ってくれる患者さんがおられます。全ての患者さんにというわけにはいきませんが少しでも不安を取り除くお手伝いができればと思います。』
『マスクをつけるようになると、声がこもって聞き取りにくそうにされる方が多くみられるので大きな声でハキハキお話しすると、聞き取りやすいと言っていただけました。
『待ち時間について「こんなんでいいの」と冗談交じりに話してくれた患者さん、「真摯に受け止めできるだけ待ち時間に対応したい」その思いを伝えてみた。すると「わかった、頼むよ○○さん」と笑顔で返してくれた。うれしかったし、改めてその訴えにきちんと対応したいと思った。』
『待ち時間中も休めるような配慮、診療順の配慮も必要と感じることがあった。』
とありました。改善したい思いが伝わってきて大変うれしく思いました。
また病棟にはたくさんの認知症の患者さんが入院されていますが
『認知症の患者さん、身体の異常、心の様子を喜怒哀楽といった感情で表現してくれます。激しい感情をぶつけてくる患者さんもいますが子供の話をすると親の顔に戻ります。そして笑顔になり… そんな繰り返しが何度もあります。』
他にもお薬を上手に飲んでいただくための愉快なエピソードもありました。
母は認知症を発症しており施設でお世話になっていますが、こんな感じで接していただいていたらいいなと思いました。
患者さんとの日常の中でのちょっとした変化から何かを感じることが出来る心の感度、問題点に気づき改善しようという前向きな気持ちがとても素晴らしいと思います。
そしてその結果として
『「みんなに優しくしてもらってありがたい。ここに来て良かった。」と言われた言葉がずっと心に残っている。』
『「もうつらいな」と思うこともありますが、患者さんからの「ありがとう」の一言と笑顔で「まだやれるな」と思えます。一日一回でもそういう瞬間があると頑張ることができます。』
など、その他にも「あなたと話せたのでよかった」「笑顔を見たら安心した」等のお声を患者さんからいただけたとの感想が多数みられました。事例が増えてきましたら小冊子にして皆さんにフィーダバックしたいと思います。これからも「笑顔のあふれる病院」という理念のもと患者さんが安心して笑顔で過ごせるよう頑張っていきましょう。