全体朝礼より

令和6年10月の講話

更新日:2024/10/03 10:34 カテゴリー: 朝礼

院長のタイトルは「コミュニケーション」でした。

常務の講話「大谷選手のコミュ力」より

皆さんおはようございます。

例年ですと、ネクタイを締めて登壇する時期ですが、今年は暑すぎてもうしばらくクールビズを続けさせてもらいます。さきほど院長からお話がありましたように、これから4月の新年度に向けて、新しい体制かつより良い体制づくりに向かって前進していかなくてはなりません。

昨日メジャーリーグのレギュラーシーズンが終了しました。ご存じのように大谷翔平選手は、今シーズンは打者に専任し、ホームラン54本、盗塁59個で1位、打率0.310で2位あわや三冠王かという大活躍でした。投手としてのリハビリをしながら、打者としての調整を行い、出した結果ということを考えると、本当にすごいことだと思います。

テレビでも毎日のように大谷選手の活躍が放映されていましたが、私が特に感心したのは、コミュニケーション能力の高さです。バッターボックスに入るときに審判と何やら会話をしていたり、出塁した時にも相手チームの選手から声を掛けられ、会話しスキンシップをしている姿がよく映っています。

50号本塁打を打った時にも、球場全体がお祝いムードで盛り上がっているときに、喜びの姿と同時に相手チームに試合を中断して申し訳ないという様子で目配りをしていました。もともと大谷選手は、試合中でもグランドに落ちているごみを拾ったり、誰にでも礼儀正しく挨拶したり、ファンにも優しい選手だなと思っていましたが、ああいった自分のためのセレモニーの場面でさえ相手をリスペクトした行動がとれるのは、本当に素晴らしい人だと思います。

誰からも愛される大谷選手のようにとは、簡単ではないかもしれませんが、新しい組織・風土を作り上げていくためには、相手をリスペクトしコミュニケーションを取り合うことが不可欠だと思います。笑顔とともによろしくお願いいたします。