令和7年1月の講話
更新日:2025/01/06 9:07 カテゴリー: 朝礼
常務の講話「 「笑顔」の秘訣はコミュニケーション」より
皆さん明けましておめでとうございます。
例年院長の講話から始まりますが、今朝がた咽頭痛があり検査したところコロナ陽性でした。インフルエンザも相変わらず猛威を振るっていますので皆さんも体調管理に気を付けてください。
また今年は水曜日始まりということもあり正月からの勤務の方が多かったと思いますがお疲れ様でした。ありがとうございました。
さて毎年、年頭に今年の目標を考えるのですが、今までも本を何冊読むとか、体力維持のためにトレーニングをするとか目標を立てるのですが中々達成できていないのが現状です。今年は、当院の理念に基づいて、「笑顔のあふれる生活」を目標に掲げようと思い、どんな時に「人は笑顔になるのか」と調べてみました。
その中で中国の昔話に、「天国にいる人は、長い箸で食べ物をお互いに食べさせあい豊かに暮らしているが、地獄の人たちは、自分で食べようとして長い箸が口に入らず、食べ物はあるのに餓死してしまう」という話があります。人のために自分ができることで人助けをしていけば、回りまわって自分も助けられ笑顔にしてくれる。というものです。これが当院の求めている「笑顔の連鎖」だと思いました。
事業継承をした2009年入院患者数は57人でしたが、地域の患者さんを広く受け入れよう、そして急性期から在宅までの入院が必要な患者さんに当院を選んで頂けるよう寄り添った看護を提供しようと努め、8か月後には80人を超えていました。2014年8月には、一般病棟39人療養病棟57人となりました。
地域の人を笑顔にしようと働きかけたらいつの間にか患者さんが増えていました。現在より少ない社員数での受け入れでしたので、これでは職員の皆さんが疲弊してしまうからと職員の増員を行ったわけです。営利を追求するのではなく人のため、社会のためになることを一生懸命して大きな笑顔の輪を作ることを目指していきたいと思いました。
話を戻しますが、人を笑顔にする10の方法によるといいコミュニケーションが取れる環境にいることが一番のようです。具体的には ①笑顔で話す ②面白いことをいう ③ポジティブなことを言う ④上手にほめる ⑤美味しいものをプレゼントする ⑥頑張っている姿を見せる ⑦その人のために何かしようとしていることを伝える(言葉・行動) ⑧夢や目標を語る ⑨励ます言葉を言う ⑩サプライズを行う だそうです。こんなことを意識して家族、そしてここにいる結和ファミリーの皆さんと良好なコミュニケーションをとり笑顔で過ごしたいと思います。
一年間よろしくお願いいたします。