平成28年5月の講話
更新日:2016/05/10 13:53 カテゴリー: 朝礼
院長のテーマは「医療の質と向上について」でした。
常務の講話「集団と組織」
みなさん、おはようございます。
4月の給与明細に同封させていただいた文書の最後に「あなたは自分自身に看護や接遇をされたいと思いますか」という問いかけをさせていただきましたがそのことについて少しお話したいと思います。
先日5時間リレーマラソンに助っ人2人を除いて、あまり練習もせずに臨んだ訳ですが健闘して、497チーム中なんと91位。さらに私が4時間59分59秒でゴールをするという劇的な演出がありました。そのためTVに私のゴールの瞬間が映っていました。私としては颯爽とゴールしたつもりでしたので録画しておいた映像を自慢げに娘に見せたところ「パパ、バテててカッコ悪いよ、恥ずかしいから人に言わんといて」と言われてしまいました。がっかりです。
確かにその部分だけを客観的に見るとバテて走っているおじさんが映っているのに間違いありません。しかし主観的に(チームメートの立場)みれば5時間タスキをつないできて、疲れている中でギリギリ間に合った感動的なゴールシーンということになるわけです。
そんなときある営業マンの方が、「自分の営業で買いたいと思えるかどうか、自分が自分に接客したらとどうだろうかと客観的に見直してみました。」というお話をしておられました。
主観的と客観的、絶対的と相対的という視点があります。独りよがりになっていてはいけないと思いました。
先ほど院長からお話がありましたが、「患者さんのため」と「収益のため」という両面から、業務の見直し・改善を行う必要がでてくる場合があります。やはり今までこうだからという部分にとらわれすぎると、いい方法が身近にあるのに気づかずに終わることもあると思います。一度色々な意見を聞いて俯瞰の目でみて自分たちの手法として落とし込むことも必要かと思います。
幸いここに居る皆さんは、松山西病院というチームの一員です。ワンシーンだけをとらえてカッコ悪いと思うことはないと思いますのでよい方法を一緒に考えて発展していきましょう。