平成27年9月の講話
更新日:2015/09/07 13:46 カテゴリー: 朝礼
院長のテーマは「猛暑時の健康管理」でした。
常務の講話「波及効果・相乗効果」
波及効果(波紋が広がるように徐々に広い範囲にききめが広がっていくこと)とか相乗効果(二つ以上の要素が同時に働くことで、単体で働く以上の結果を上げること)という言葉があります。
ある産業廃棄物処理の会社が経費削減の必要に迫られ、車を多く所有しているために経費の比重の高いガソリン代を節約しようという目標を掲げたそうです。そしてその具体策として「急発進・急ブレーキをやめよう」というスローガンを掲げたんだそうです。
職員一人一人が真剣に取り組んだ結果。徐々に効果が出始め、半年が過ぎたころには月に50万円ものコストダウンを実現していました。さらに急発進・急ブレーキ意識した結果、波及効果として事故率が大幅に下がりました。また車の修繕費の削減や故障が少なくなったために耐用年数の長期化し、さらに事故率が下がったために自動車保険の掛け金が大幅に下がったために、一年間で約一千万円の経費削減につながったというお話を聞きました。
実際に10回の急発進をやめたら約170CCの節約
10回の急加速をやめたら約110CCの節約
減速時もエンジンブレーキを使用して1分間下り坂をくだると使用しない場合と比べて15CCの節約。
こうしたことを徹底すると30%も燃費が良くなるそうです。
成功のポイントは、目標を具体的に設定したことと、全員が徹底したことにあると思います。
お茶を濁す程度のことでは大した成果は出ないと思います、職員全員が徹底したことで大きな効果を生み出したのではないでしょうか。
皆さんも各部署できめている目標を徹底して行うことで思わぬことで好結果が出るかもしれません。マナーアップ自己評価表に今月は徹底してやりましたと全員が記入できたとき、どのような波及効果や相乗効果がでるのか楽しみにしたいと思います。