全体朝礼より

令和3年6月の講和

更新日:2021/06/03 18:24 カテゴリー:朝礼

俊野常務の講話「行動変容」から

 皆さん、おはようございます。先日新聞に「行動変容」についての記事が掲載されていましたので紹介します。

「行動変容」とは文字通り行動を変化させるということですが、身近な例としては、新型コロナの感染を防ぐためにマスクをして三密を避けるという以前と違う行動をとるようになることなどが挙げられます。記事の一部を紹介します。「昨年、新型コロナウィルス感染症が拡大し始めたころは、国や自治体の指示通りに自粛生活を送る人が多かった。コロナに関する情報が少なく、危険から身を守る行動をとろうと考えた人が」多かったために、その行動もある程度共通していた。最近は、国や自治体の指示通りに行動する人が減っている。行動を要請する根拠が十分に明確にされていないためのように思う。 新型コロナが拡大して時間がたつと、それぞれの人の情報の量や質に違いが出てくる。人にはそれぞれ事情があり、願望もある。それぞれの人が当然と考える行動の間に違いが生まれてくる。認識に違いがある人が共通した行動をとるには、その違いを埋める情報が必要だ。」
という内容でした。

 院内においても、目標を遂行しようとしているのに、勘違いからエラーを起こしてしまったり、良かれと思ってしたことがかえってマイナスになってしまうことがあります。

 正確な情報の不足による認識の違いを起こさないよう、十分な量の正しい情報を共有し全員が同レベルの認識を持てるようにし、このコロナ禍を乗り切っていきましょう。

令和3年5月の講和

更新日:2021/05/15 10:23 カテゴリー:朝礼

院長のタイトルは「感染症対策について」でした。

俊野常務の講話「徹底と継続」から

 東京や大阪の緊急事態宣言や愛媛や沖縄ほか感染拡大地域でのまん延防止等重点措置期間の延長が検討されていますが、いつまで続くのだろうかという不安と同時に期間がはっきりしていないためにでる緩みがこのGWにも出たのではないかと心配なところです。

 将来の楽しみと今の楽しみを天秤にかけて、将来の楽しみが今よりも上回れば無理して我慢をしているという感覚がなくなり、それに向けて準備を進めることができると言います。しかし、ルーティンワークのみの生活を続けていると、ちゃんと天秤にかけること自体が難しくなり判断を誤ってしまうことがあるそうです。それをなくすためには生活や思考に変化をつけること、例えば筋トレをすることやプロセスをゴールから逆算して考えることやゲームをすることなど気分転換をすることで効果があるそうです。

 私たち医療機関の人間は、ちょっとした緩みも許されない状況に置かれていますので、自分の中で期間を決めて遵守し、それを少しずつ延長していくことがいいのかもしれません。

 じつは先月28日に新居が完成したのですが、敷地内に建築したものですからいつまでに引越しをしないといけないという制限がありません。家内とGW中にはしようねと話していたのですがその日にできることだけをやってのんびりしていたら1週間たってもいまだに中途半端な状態になっています。アパートを借りて退去日が決まっていたら当然ながら確実に終えていただろうと思います。

 しなければならないことは徹底し、かつ根気強く続けて、院内感染はもとより家庭内でも感染しないように頑張っていきましょう。

令和3年5月の講和

更新日:2021/05/15 10:23 カテゴリー:朝礼

院長のタイトルは「感染症対策について」でした。

俊野常務の講話「徹底と継続」から

 東京や大阪の緊急事態宣言や愛媛や沖縄ほか感染拡大地域でのまん延防止等重点措置期間の延長が検討されていますが、いつまで続くのだろうかという不安と同時に期間がはっきりしていないためにでる緩みがこのGWにも出たのではないかと心配なところです。

 将来の楽しみと今の楽しみを天秤にかけて、将来の楽しみが今よりも上回れば無理して我慢をしているという感覚がなくなり、それに向けて準備を進めることができると言います。しかし、ルーティンワークのみの生活を続けていると、ちゃんと天秤にかけること自体が難しくなり判断を誤ってしまうことがあるそうです。それをなくすためには生活や思考に変化をつけること、例えば筋トレをすることやプロセスをゴールから逆算して考えることやゲームをすることなど気分転換をすることで効果があるそうです。

 私たち医療機関の人間は、ちょっとした緩みも許されない状況に置かれていますので、自分の中で期間を決めて遵守し、それを少しずつ延長していくことがいいのかもしれません。

 じつは先月28日に新居が完成したのですが、敷地内に建築したものですからいつまでに引越しをしないといけないという制限がありません。家内とGW中にはしようねと話していたのですがその日にできることだけをやってのんびりしていたら1週間たってもいまだに中途半端な状態になっています。アパートを借りて退去日が決まっていたら当然ながら確実に終えていただろうと思います。

 しなければならないことは徹底し、かつ根気強く続けて、院内感染はもとより家庭内でも感染しないように頑張っていきましょう。

令和3年4月の講和

更新日:2021/04/05 19:23 カテゴリー:朝礼

俊野常務の講話「新年度を迎えて」から

 皆さんおはようございます。予想を上回る新型コロナの感染が起きていますが。春になり桜が咲いて新年度を迎えました。先ほど院長からお話がありましたように、昇格や人事異動もあります。各部署でまた各人が新たに目標設定をされることと思います。

 そんな中で、今年も4人の方が資格にチャレンジされ見事合格されました。目標を設定し日々努力した結果だと思いますが、仕事と両立させてのことは立派だと思います。

 目標の設定に関して、イタリアの彫刻家ミケランジェロは「最大の危機は、目標が高すぎて達成できないことではない。目標が低すぎてその低い目標を達成してしまうこだ。」と言っています。低すぎる目標はつまり普通にしていて達成できるレベルは目標ではなく「予定」に過ぎないし、それではこれまでの発想や行動を変えることは難しいということです。しかし自己評価が高いのか目標が低いのかわかりませんが、予定に過ぎない目標をクリアして満足しているケースは意外に多いものです。

 今の自分では実現が難しいと思われる夢や目標を設定しチ、ャレンジし成長していきたいものです。ただしあまりにも高すぎるとやる気が失せてしまいますので、適切な目標設定をして頑張りましょう。

令和3年3月の講和

更新日:2021/03/10 14:19 カテゴリー:朝礼

院長のタイトルは「感染対策の継続」でした。

俊野常務の講話「思い込みは捨てよう」から

 皆さんおはようございます。今日の「職場の教養」のテーマは「灯台下暗し」そして今日の心がけは「思い込みを捨てましょう」です。

 年明けから孫とコマ回しをして遊ぶようになりました。コマ回しにも段位があるようで、コマを10秒以上回すだけの10級から始まって、1級の空中手のせなど、なんと9段までの技があるそうです。

 その中の6級にヒモかけ手のせという技があり孫がチャレンジしていました。回っているコマにヒモをかけて引き上げ手のひらに載せるという技ですが、孫は片手でヒモをもって引き上げていました。真似してやってみましたがいっこうに上がらないので、子どものころにやっていた記憶を頼りに両手でヒモをもってやってみたところ1回で成功しました。しかし孫たちがやっているように片手で引き上げるのは、どんなにチャレンジしても上手く行きませんでした。

 孫はヒモの反対側を持ったらできるよというのですが、そんなことは関係ないだろうと思いそのまま何度もやってみましたがコマは全然持ち上がりませんでした。

 ところが試しに孫の言う通り反対側のヒモを持って引き上げてみると以外に簡単にできました。よく考えてみればヒモが交差していなっかったので引っかからず上がらなくて当たり前でした。

 ちょっと見た目に同じようでもヒモが交差しているかいないかで根本から違っていました。子供の言うことだからと馬鹿にしないで最初から素直にやってみればよかったと反省しました。

 改めて出来ないと思い込んでいることや、出来るはずだと思い込んでいることを再確認する必要があると感じました。研修などで行われるロールプレイングもそういう機会を与えてくれているんだなと重要性を感じた次第です。メンタルブロックを確認しましょう。

令和3年2月の講和

更新日:2021/02/08 18:04 カテゴリー:朝礼

院長のタイトルは「正しい感染対策と情報共有について」でした。

俊野常務の講話「免疫力を高めて乗り切ろう」から

 皆さん、おはようございます。新型コロナの感染が始まってから早1年が過ぎました。とはいっても昨年の2月にはまだ危機感が少なく、当院でも高知に院内旅行に行きましたし、今ほどはマスクや手指消毒が日常にはなっていなかったと思います。

 この状態がいつまで続くかわかりませんが、院長がおっしゃったようにワクチン接種が行き渡ると一服感は出るかもしれませんが、当面は現状の生活を継続することになると思います。しかし何年後かに振り返って見た時「コロナ前の世界」と「コロナ後の世界」というように生活様式が切り替わっているかもしれません。(たとえばバブル前と後というように)そしてコロナ後の世界ではマスクをすることがスタンダードになっているのかもしれません。いずれにしろ私たちはこの危機をみんな同時に体験しています、そしてみんなで一緒に乗り切っていかなくてはなりません。免疫力を高めて感染しにくく、もし感染したとしても重症化しにくい体をつくりましょう。

ご存知のように免疫力を高めるためには

①適度な活動性と休養のバランス

適度な運動は効果的ですが、オーバーワークは免疫力低下につながるそうなので気を付
けましょう。また睡眠時間が少ないほど風邪をひきやすいなど休養も必要です。

②体を温めること

体温が1度下がると免疫力は30~40%低下するといいます。やはり適度な運動がいいようです。湯たんぽも効果があるようです。

③ストレスを減らすこと

楽観的思考…深刻になり過ぎない、なんとかなるさと考える。ただし仕事は何とかなるさで済まさないでください。
笑い…無理にでも笑顔を6秒間作ると効果があるそうですが、お笑い番組を見て馬鹿笑いをするのもいいでしょう。
皮膚に気持ちいい事をする…マッサージをするのもリラックスできていいようです。

④良質な食事をとり、腸内環境を整える

と、こんなところのようです。笑顔で免疫力を高めて頑張っていきましょう。

令和3年1月の講和

更新日:2021/01/08 18:20 カテゴリー:朝礼

院長のタイトルは「年頭挨拶」でした。

俊野常務の講話「「ぶる」のではなく「らしく」を目指そう 」から

 皆さん、明けましておめでとうございます。また年末年始にも勤務に当たってくださった皆さんお疲れ様でした。

 さて今年2021年は丑年ですが、結和会が発足した平成21年も丑年でした。ちょうど一回りしたことになります。

 丑年といえば、子年に蒔いた種が芽を出して成長する時であるとか、また牛歩(ゆっくり歩んでいく)などが思いつくのではないかと思います。

我が家では、毎年正月の朝に私が考えるその年のテーマを伝えることが恒例となっています。今年はコロナのことがあって家に集まることが出来なかったのでラインで伝えることになってしまいましたが、『「ぶる」のではなく「らしく」あれ』をテーマにしました。
「ぶる」はふりをするということですから本当の中身が伴っている状態ではありません。
一方「らしい」は根拠や理由のある推量をさす助動詞ですが、名詞が前につくと、○○らしくとなります。例えば医療人らしくとか父親らしくなど、○○に相応しい、中身が伴った状態を意味します。ふりをするのではなく本物を目指したいと思いこのテーマに決めました。

 皆さんもコロナ禍の中で、業務だけでなく私生活においてもストレスが多いこと思いますが、自分のなるべき姿を目指していただければと思います。今年も笑顔で頑張りましょう。

令和2年12月の講和

更新日:2020/12/08 15:11 カテゴリー:朝礼

俊野常務の講話「百聞は一見に如かず」から

 皆さんおはようございます。急に寒くなって、朝気持ちよく布団から出られなくなってきました。

 先ほど院長よりコロナ禍の中での生活のあり方についてお話がありましたが、皆さん「今年の賞与はどうなるんだろう」と気になっているのではないかと思います。正直言ってコロナ禍により患者さんが減少しているので、前年の10%減で予算を組んでいましたが、9月末の決算では前半戦の頑張りが利いて何とか前年をキープできました。したがって賞与も見直しをしています。管理職の皆さんは若干マイナスとなるかもしれませんが一般職員の皆さんはほぼ前年並みの見込みです。大きく減額とはなりませんので賞与での支払い計画がある方も心配しないで大丈夫です。

 それはさておき、今、自宅を建築中なのですが、外壁の色から始まって壁紙や照明など様々なことを決めなければならず大変でしたが、やっとある程度落ち着きました。外構については車庫と農機を置く場所を取り、残った空間に植木を植えてシンプルな塀をつくる程度でいいと思っていたので、私のイメージを簡単な平面図にして家内に説明しました。ところが日本語の分からない外国人に話しているのかというくらいイメージが伝わりませんでした。

 しかし、このところコロナ禍で出掛けることもないので、ウォーキングを一緒にするようになり、道々色々な家の外構を一緒に見るようになりました。それでやっとイメージを共有できるようになりました。「百聞は一見に如かず」と言いますがまさにその通りだと思います。

 子どもは親の背中を見て育つといいます。また研修等でも文字だけでなく映像を見た方がわかりやすいですし、更にロールプレイングで実際にやってみると更に理解しやすいと思います。「わかったつもり」ではなく「わかる」「正確に共有する」ことが出来るよう工夫をしていきましょう。

令和2年11月の講和

更新日:2020/11/17 17:06 カテゴリー:朝礼

院長のタイトルは「冬場の感染対策について」でした。

俊野常務の講話「記憶」から

 朝晩寒くなり、朝目覚めても布団が恋しい季節になりました。ところで「親の足を洗うⅡ」を先月の給与に同封しました。その中で母がどう思っていたのか聞けなかったと書きましたが、今回長期入院になるため改めて荷物を整理していたら、古い日記が出てきたので、何か感想が書かれていないかとページをめくってみました

 足を洗わせてもらったのはH24年のことですが、一年前のH23年7月以降は何も記されておらずH21年6月27日の日記に「物忘れがひどく頭がボーとする」と記されたのを皮切りにその後も頻繁にそういった内容が書き込まれていました。ある日のページには「頭がボーとしているのも、誰かがしてくれると甘えの気持ちがあるからだろう F子!しっかりせよ。マダマダボケルの早いぞ!」などと記されていました。

 買い物に出かけてはバナナを買ってきて「お父さんが好きやからバナナを買ってきたけど、買い過ぎたからお食べ」とバナナをくれていた母に、「またバナナ?最近ボケてきたんと違う?」なんて返していましたが、そんな思いを抱えていたとはまったく気づいていませんでした。

 現在認知症が進み寝たきりになっている母は、自分で排泄物を片付けることはもちろん、足を洗うことも顔を洗うことさえできません。そんな母にとって足を洗ってもらったり、入浴をさせてもらうことは明らかに「快」だと思います。言葉には表せなくても「快」なのか「不快」なのかは感じていると思います。お礼やご意見を言って下さる患者さんも、何も言わずにベッドに横たわっている患者さんも同様に心のこもった看護・介護をお願いしたいと思います。

令和2年10月の講和

更新日:2020/10/06 14:49 カテゴリー:朝礼

院長のタイトルは「節目」でした。

俊野常務の講話「無意識に注意」から

 皆さん、おはようございます。

 先ほど院長からお話がありましたように。この9月の決算は新型コロナの影響を受けましたが、前半戦の頑張りにより予算比は、若干のマイナスですみそうです。経費はコロナ対策により増加しましたので利益は減少となりましたが、経営が厳しいというレベルではありませんのでご安心ください。ただし、このまま患者数の減少が続くと大変なことになってきますので、いつでも新規の患者さんを受け入れられるよう準備を怠らないようにしましょう。
それはさておき、皆さんは無意識のうちに○○なことをしてしまっていた、という経験はありませんか。

 わたしは、先週の日曜日にちょっと気になったことがあって出勤しました。ちょっとだけだからとジャージにサンダル履きで来ていました。
小1時間ほど仕事をして帰宅したのですが、家の玄関でなんとなく違和感をおぼえていました。しばらくして家内が「パパ、サンダルが違うよ」というので見にいったら、ふだん院内で履いているサンダルが玄関に脱いであったんです。違和感の原因はそれでした。

 普段、出勤して朝礼が終わったらサンダルに履き替えているのですが、その日はサンダルで行ったのに、わざわざ違うサンダルに履き替えて、そのまま帰ってたんです。

 履き替えたという記憶は全くありません。無意識のうちに履き替えていたんだと思います。
サンダルくらいは「ついうっかり」で、笑い話で済ませられますが、ルーティンワークで習慣になっていることもたまにはチェックが必要だと思いました。

 「ついうっかり」からインシデントやアクシデントに繋がらないよう注意しましょう。